マウスウォッシュの必要性と注意点について

近年歯磨き、歯間ブラシと並んで需要が高まっているマウスウォッシュですが、何故必要なのか、本当に必要なのかわからない方は多いのではないでしょうか?マウスウォッシュとはいわゆる洗口液と呼ばれるもので口内除菌薬液のことを指します。よく勘違いされるのは歯磨き後の仕上げとして残った汚れを洗い流す。虫歯、口内炎の治療。といったものです。

先述した通り、口内の除菌液なので、汚れを流すものでも虫歯や炎症の治療はできません。マウスウォッシュの目的はずばり【予防】です。

虫歯、歯周病、歯肉炎、口内炎の予防、そして口臭の予防が主な効果になります。口内には300~700種類の細菌が生息していると言われています。その中には虫歯の原因とされるミュータンス菌なとが含まれています。毎日歯磨きをしっかりしていても原因菌の除去まではなかなかできるものではありません。そこで登場するのがマウスウォッシュ(洗口液)です。使う上で大切な事が3つあります。

1つめは歯磨き、舌磨きのあとに使うこと。除菌して予防するのが目的のため、歯垢や舌苔を除去したあとが効果を発揮してくれます。薬液は菌に直接働きかけるため覆われていると効果が出にくいためです。

2つ目はマウスウォッシュしたあとは水ですすがないこと。せっかく口内にキレイに除菌液が充満しているのを水で流してしまうのはもったいないです。初めの方は清涼感や独特な味に違和感がありすすぎたい気持はわかりますが慣れれば大丈夫。せっかくケアしているならそこまでやりきりましょう

そして3つめは多用は避ける。です。マウスウォッシュにはアルコールが含まれていることが多く、揮発しやすいものなので唾液が減りかえって雑菌が湧きやすく、口臭がきつくなる。ということもあるようです。たくさんすれば効果も大きいだろうと過剰にしてしまうと逆効果になるので注意が必要です。

以上3点と目的を意識して必要だと感じた方。ぜひ試してみてくださいね。